2016/04/29 J1
1stステージ 第9節 13:00KO
会場:市立吹田スタジアム
観衆:33,941人ガンバ大阪00-11川崎フロンターレ 0-0得点者時間
30分得点者
13大久保嘉人created by :TextMatchReport :more_info
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吹田市スタジアムで初めて見るJリーグ公式戦。
いざ試合が始まると、くどいようだが本当に試合が観易い。
ガンバはこの日、宇佐見とパトリックの2トップを採用。中盤は今野1ボランチのダイヤモンドっぽい形。
ガンバのスタメンとしてはパトリック1トップが多いから珍しいらしい。
宇佐見はサイドよりゴールに近い場所の方が仕事をしやすいだろうから、こういう布陣を採用したのかなと思料。
ということで建太監督のお手並み拝見という気持ちで観戦を始めたのだが・・・。
最初にチャンスを作ったのはガンバ。
15分、藤春の鋭い突破からのクロスを川崎GKとパトリックが交錯。
これで川崎GKは首を痛め、この負傷が元で前半で途中交代。
試合中は何で交代したのかよく分からなかったけど。
ガンバの勢いある攻撃が見れたのは残念ながら、序盤のこのシーンくらい。
この日はガンバは倉田、遠藤、今野はコースを消してる、マークをしてる「つもり」だけの
いわゆるアリバイ守備が多く川崎の中村憲剛や大島らに中盤を自由に使いまくられる。
小林悠があわやPK獲得かとなった場面や宇佐見が後方からのタックルで大久保嘉人を
止めたシーンなど中盤がポッカリ空いていて、傍から見ていても「大丈夫なのか」と思える状況。
ACL等の連戦続きで疲労もあるのだろうが、代表ボランチ両名の同時起用はもうそろそろ
危険なのではと。あんな守備をハリルホジッチが見てたらもう代表には呼ばれないと思う。
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30分、中村憲剛から大久保嘉人、小林悠と右サイドにボールが繋がり、小林に対応した倉田が
いとも簡単に抜かれてクロス。ボールウォッチャーになってた今野をよそに大久保がフリーランで
そんな今野の肩口を切って走り込みフリーの態勢から小林のクロスに合わせたヘディングシュートで川崎が先制。
このシーンなんか本当に大久保の進入に全く気付かない今野の対応がお粗末すぎて話にならない。
J1の守備ってこんなに軽くて良いんですかね。
前半は0-1川崎リードで折り返し。
そしてこの直後に先に述べた川崎GKが担架で運ばれ負傷交代のアクシデントが。
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この日はチケット完売ということもあって3万4,000人近くの方が来場。
でもVIP席などまだ若干空席が目に付いたかなと。
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後半は序盤に双方チャンスがあったけど決めきれず。
ガンバは個人技での打開が多く、川崎はガンバの緩い守備の穴を突いた連携で崩す流れ。
川崎が決めきれてないから良いものの内容としてはガンバの悪さばかりが目に付いた。
終盤になって川崎もラインが下がって、ガンバも攻勢に出れたけれど決めきれず。
試合はこのまま0-1で川崎が勝利。
川崎はガンバのホームゲームでは初めての勝利であるとのこと。
対するガンバはホーム3連敗。吹田スタジアムでは勝てていないと聞いていたけど
本当にこの内容では勝てないよなあと。
遠藤をトップ下に置いたけど、遠藤はトップ下の持ち場を離れてあちこちフラフラ動くから
バイタルエリア中央が空いてしまうし、倉田も阿部も決して守備が強いというわけでは無いとあっては
今回の中盤ダイヤの布陣は失敗だったかも。
それにしてもガンバの中盤の守備における対人プレーの軽さは一体何なんだろう。
大久保との接触で流血してたけど身体を張った守備をしてた中盤から前の選手は宇佐見くらいかなと。
代表目線で言えばハリルホジッチが最も嫌いそうなプレーのオンパレードだった、この日のガンバ。
川崎は初のガンバホームでの勝利というけど普通に当たり前のプレーをやって、当たり前に勝ったという試合。
ガンバは若い呉屋や初瀬などは時折ビッグチャンスを作る場面もあったけど
スタジアムは本当に立派でサポーターの声や勢いも頑張っていたのに肝心のチームがこれでは
先が思いやられそうな試合だった。
【ハイライト】ガンバ大阪×川崎フロンターレ「2016 J1リーグ 1st 第9節」
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1stステージ 第9節 13:00KO
会場:市立吹田スタジアム
観衆:33,941人ガンバ大阪00-11川崎フロンターレ 0-0得点者時間
30分得点者
13大久保嘉人created by :TextMatchReport :more_info

吹田市スタジアムで初めて見るJリーグ公式戦。
いざ試合が始まると、くどいようだが本当に試合が観易い。
ガンバはこの日、宇佐見とパトリックの2トップを採用。中盤は今野1ボランチのダイヤモンドっぽい形。
ガンバのスタメンとしてはパトリック1トップが多いから珍しいらしい。
宇佐見はサイドよりゴールに近い場所の方が仕事をしやすいだろうから、こういう布陣を採用したのかなと思料。
ということで建太監督のお手並み拝見という気持ちで観戦を始めたのだが・・・。
最初にチャンスを作ったのはガンバ。
15分、藤春の鋭い突破からのクロスを川崎GKとパトリックが交錯。
これで川崎GKは首を痛め、この負傷が元で前半で途中交代。
試合中は何で交代したのかよく分からなかったけど。
ガンバの勢いある攻撃が見れたのは残念ながら、序盤のこのシーンくらい。
この日はガンバは倉田、遠藤、今野はコースを消してる、マークをしてる「つもり」だけの
いわゆるアリバイ守備が多く川崎の中村憲剛や大島らに中盤を自由に使いまくられる。
小林悠があわやPK獲得かとなった場面や宇佐見が後方からのタックルで大久保嘉人を
止めたシーンなど中盤がポッカリ空いていて、傍から見ていても「大丈夫なのか」と思える状況。
ACL等の連戦続きで疲労もあるのだろうが、代表ボランチ両名の同時起用はもうそろそろ
危険なのではと。あんな守備をハリルホジッチが見てたらもう代表には呼ばれないと思う。

30分、中村憲剛から大久保嘉人、小林悠と右サイドにボールが繋がり、小林に対応した倉田が
いとも簡単に抜かれてクロス。ボールウォッチャーになってた今野をよそに大久保がフリーランで
そんな今野の肩口を切って走り込みフリーの態勢から小林のクロスに合わせたヘディングシュートで川崎が先制。
このシーンなんか本当に大久保の進入に全く気付かない今野の対応がお粗末すぎて話にならない。
J1の守備ってこんなに軽くて良いんですかね。
前半は0-1川崎リードで折り返し。
そしてこの直後に先に述べた川崎GKが担架で運ばれ負傷交代のアクシデントが。

この日はチケット完売ということもあって3万4,000人近くの方が来場。
でもVIP席などまだ若干空席が目に付いたかなと。


後半は序盤に双方チャンスがあったけど決めきれず。
ガンバは個人技での打開が多く、川崎はガンバの緩い守備の穴を突いた連携で崩す流れ。
川崎が決めきれてないから良いものの内容としてはガンバの悪さばかりが目に付いた。
終盤になって川崎もラインが下がって、ガンバも攻勢に出れたけれど決めきれず。
試合はこのまま0-1で川崎が勝利。
川崎はガンバのホームゲームでは初めての勝利であるとのこと。
対するガンバはホーム3連敗。吹田スタジアムでは勝てていないと聞いていたけど
本当にこの内容では勝てないよなあと。
遠藤をトップ下に置いたけど、遠藤はトップ下の持ち場を離れてあちこちフラフラ動くから
バイタルエリア中央が空いてしまうし、倉田も阿部も決して守備が強いというわけでは無いとあっては
今回の中盤ダイヤの布陣は失敗だったかも。
それにしてもガンバの中盤の守備における対人プレーの軽さは一体何なんだろう。
大久保との接触で流血してたけど身体を張った守備をしてた中盤から前の選手は宇佐見くらいかなと。
代表目線で言えばハリルホジッチが最も嫌いそうなプレーのオンパレードだった、この日のガンバ。
川崎は初のガンバホームでの勝利というけど普通に当たり前のプレーをやって、当たり前に勝ったという試合。
ガンバは若い呉屋や初瀬などは時折ビッグチャンスを作る場面もあったけど
スタジアムは本当に立派でサポーターの声や勢いも頑張っていたのに肝心のチームがこれでは
先が思いやられそうな試合だった。
【ハイライト】ガンバ大阪×川崎フロンターレ「2016 J1リーグ 1st 第9節」
