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2014 JFL ファーストステージ第2節 アスルクラロ沼津vs佐川印刷京都(2014.03.23)

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2014/03/23 JFL
ファーストステージ第2節 16:00KO
会場:愛鷹広域公園多目的競技場(静岡県沼津市)
観衆:1,872人アスルクラロ沼津20-11佐川印刷京都 2-0得点者

6真野亮二
8犬塚友輔時間
18分
48分
60分得点者
10吉木健一created by :TextMatchReport :more_info


アスルクラロ沼津(2014/03/23 JFL1st第2節 vs佐川印刷京都) 10 木暮 郁哉 9 畑 直樹 7 村上 聖弥6 真野 亮二14 柳澤 隼 8 犬塚 友輔 25 馬場 将大31 尾崎 瑛一郎20 高野 光司 3 西村 竜馬 30 石田 良輔TextFormations :M :R

アスルクラロ沼津・選手交代
79分 14 柳澤 隼 → 16 中野 翔太
81分  9 畑 直樹 → 11 緑 悟
88分 10 木暮 郁哉 → 17 岡庭 和輝

アスルクラロ沼津 警告・退場
なし

シュート      7(前3後4)
ゴールキック   14(前5後9)
直接FK     11(前7後4)
間接FK      3(前2後1)
オフサイド     1(前0後1)
PK         0
CK         3(前0後3)
==============================================================

佐川印刷京都 スタメン 4−4−2

       9藤本 憲明   6中井 義樹

18宇佐美 潤              17黒須 大輔

      26森 泰次郎   10吉木 健一

 3尾泉 大樹 16中野 圭 22高橋 弘章 2志摩 竜弥

          21田端 信成

佐川印刷京都 選手交代
62分 18宇佐美 潤 → 19堀川 智雅
63分  6中井 義樹 → 14守屋 鷹人
81分 17黒須 大輔 →  8大槻 紘士

佐川印刷京都 警告・退場
34分 22高橋 弘章(警告・反スポーツ)

シュート     12(前4後8)
ゴールキック    3(前2後1)
直接FK     11(前5後6)
間接FK      2(前0後2)
オフサイド     1(前0後1)
PK         0
CK         4(前2後2)

*記録は管理人独自集計による(間違い等ありましたら、ご指摘お願いします)
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【公式記録(PDF)】
 
 

3月23日はJFLに昇格したアスルクラロ沼津のホーム開幕戦。
この日はお彼岸の帰省も兼ねて記念すべき試合に立ち会うことに。
愛鷹に行く前は三嶋大社へ必勝祈願し臨戦態勢を整える。

会場に着くと、チケットブースや各種飲食店、キックターゲットなどの催し物が開かれ
東海リーグとはまた一段と進化した賑わいを見せていた。
Jリーグのプレシーズンマッチではなく、地元チームのホームゲームでここまでの
賑わいを見せるのは初めてのこと。
会場内の両ゴール裏に2列も設置されたスポンサー看板にも目を奪われる。


会場内で事前に予約を入れていたアスルクラロ沼津サポーターさん個人製作の記念マフラーを受領。
画像はジヤトコとアスルクラロ、11年の時を繋ぐ1枚。

マフラーに添付されたメッセージはコチラをクリック
ゲート入場時、ジヤトコマフラーを腰に付けていたので
ボランティアの色々な方からマフラーを見て口々に「懐かしいですね」と声を掛けられる。
その言葉一つ一つが、「愛鷹にJFLが帰ってきたんだな」という喜びと感慨をより大きくするものとなっていく。

 

試合前には昨年に引き続きスタジアムDJさんによる、選手紹介(動画)
山本義浩代表による挨拶(動画)、沼津市長の挨拶などが行われるなど、
ホーム開幕のボルテージが徐々に上がってくる。


そして選手入場。入場曲はJリーグでもおなじみのアンセム。
雰囲気は既にJリーグを意識した感じに。

そして16時丁度。
愛鷹の新しい歴史の幕開けとなるキックオフのホイッスルが高らかと鳴り渡った。

前半、昨年より大幅に選手を入れ替えた沼津は果たしてJFLでどれだけやれるのかと心配したけど
立ち上がりは右サイドの折り返しを受けた小暮がゴール前でのジャンピングボレーを放つなど
ビッグチャンスを作り、かなりやれるのではと期待を持たせる展開。
しかしその沼津の勢いもしっかりと守備ブロックを形成する佐川印刷京都の守りの前に
徐々にペースダウン。


18分、右サイドのクロスをアスルクラロ沼津の選手がヘッドでクリアするが
そのこぼれ球を佐川印刷京都10吉木に豪快なミドルを撃たれ先制されてしまう。

その後も沼津はカウンターから村上がボレーを放つなどチャンスを作るが
相手GKの正面だったりとゴールを割れず。前半は0−1佐川印刷京都のリードで折り返し。


ハーフタイムには昨年に引き続きハイレベルなチアリーディング。
ジュニア年代のチアでここまでのレベルを披露できる国内サッカークラブは沼津しかないだろう。

後半に入ると、沼津は再び勢いを取り戻す。
48分、左サイドから村上のクロスに真野亮二が見事なボレーで合わせて同点に。
シュートのボールは角度がきつくクロスバーに当たってから入る形となったので
ちょっと入らないのではと思ったのでビデオの撮影開始スイッチを入れるのを躊躇してしまった。
沼津のJFL初ゴールという貴重なシーンだったのに撮影をしくじる痛恨事。


この後、最終ラインでボールを奪われミドルを放たれたりと少々危ない場面もあった沼津だったが
60分、佐川印刷京都の攻撃を凌ぎ切って沼津がカウンターを仕掛ける。
村上が左サイドを駆け上がり、右へ犬塚、真野亮二、尾崎と繋ぎクロス。
このボールを小暮がヘッドで折り返し最後は犬塚が左足でボレー。
少々当たり損ねのシュートだったが、ボールは佐川印刷京都ゴールへコロコロと吸い込まれ沼津が逆転!!
決して綺麗なシュートでは無かったが、チームメートの祝福、そして何よりも会場全体が一体となって
盛り上がったこの日一番の幸せな瞬間だった。

逆転を許した佐川印刷京都はこの後は地力の強さを発揮して沼津ゴールへ襲い掛かる。
佐川印刷もしっかりとボールを繋いで攻めてくる良いチーム。
しかし沼津も身体を張った献身的な守備で踏ん張り相手にゴールを割らせない。
沼津にも3連続CKやカウンターの一発など、追加点の奪えそうなチャンスはあったが
得点には至らず。
佐川印刷京都も終盤は焦りからか、攻めの呼吸が合わずリズムがトーンダウン。
そんなこんなで試合終了の笛。
アスルクラロ沼津のホーム開幕戦は記念すべきJFL初勝利という最高の船出で幕を閉じることとなった。


新チームとなってから初めて見せる勝利のためか試合後の挨拶もまたどことなく初々しい。

この日、愛鷹には1,872人ものお客さんが集まってくれた。
2003年のジヤトコ愛鷹最終戦は964人だったから、ほぼ倍増という数字になる。

しかし、アスルクラロ沼津の冒険はまだ始まったばかり。
ホームゲームも有料試合となり、今後も多くのお客さんにアスルクラロ沼津というクラブを
広く知ってもらい、試合に足を運んで頂かなければならない。

次回のホームゲームは4月5日土曜日。
昨年の東海リーグ覇者・マルヤス工業(現・FCマルヤス岡崎)が相手となる。

遠隔地に住む自分はなかなかホームの現地へ駆け付けられないけど、
静岡県東部から新たに生まれたJFLクラブ・アスルクラロ沼津のホームゲーム。
月2回のワクワクを求めるフットボールライフが静岡県東部の地にしっかりと根付くことを。

2014 JFL アスルクラロ沼津vs佐川印刷京都 ハイライト


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